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当事務所の無罪事例【一審無罪】

暴行事件

事案の概要
被告人が泥酔した知人を介抱する際に被害申告をされ、暴行を加えたとの疑いをかけられた事件。
  
争点
介抱した際の行動が、刑法上の暴行にあたるか、違法性のある行為かが問題となった。
 
 審理の内容
被害者とされる人物の証人尋問の他、目撃者の証人尋問、証拠動画の取調べ、被告人質問などを行った。
 
弁護活動のポイント
関係者への反対尋問、証拠請求をした他、刑法学者から暴行罪の成否に関する意見をきき、弁護活動の参考とした。
 

判決の内容
被告人の有形力行使は、当時の具体的状況を考慮すると、法秩序全体の見地から許容されるべきものであると認められ、違法性が阻却されるとされた。被告人は無罪。

その他備考
検察官は控訴せず、第一審にて確定した。